おまけの新潟弁

今や中高年というか高年しか使わなくなっている方言です。
標準語に近付く事は良い事のようにも思えますが、実は大問題ではないかと考えています。
方言を覚えないということは、親や祖父母・親戚などとあまり会話をしていない、つまり家庭教育がなされていない可能性があります。
子供というのは知識ゼロで生まれて言葉を教える事から始まり、気が遠くなるほどの問答を重ねて人格を作り上げるものです。

かと言ってここで方言を覚えても何の解決にもなりませんが方言に行きましょう。

新潟弁はひとまとめに出来ないぐらい色んな方言が有ります。
山形寄りは山形弁寄りの言葉だったり、中越辺りでは語尾が「イヤー」や「ライヤー」になっていたり、信濃川・阿賀野川といった大河の対岸で言葉が全然違うところもあります。
自分自身の慣れ親しんだ言葉は現新潟市辺りの言葉なので、その辺を中心に紹介していきたいと思います。
この辺りの新潟弁は標準語を崩したような言葉が多く、1語1語を置き換えることが可能なので意味が解り易いと思います。

現状は文章のみですが将来的にはパソコンで再現した音声を聞けるようにしたいと考えています。果たして標準語ターゲットに作られているソフトウェアに新潟弁を喋らせることは出来るのか?

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新潟弁簡易解説音声
新潟弁の「い」と「え」は逆になる???「イチゴ」「越後」などの発音現状不可能
「なにさ」「ほんね」「ちご」「だっけ」否定・肯定のあれこれ
「しょっぺ」「にんげ」「あまげ」「かーれ」「すっぺ(すっけ)」味覚表現
「なにねー」「わいやれ」「どーしょば」驚きの表現など
「べろっと」「ちょーろ」「ちょちょら」「しょったれ(しょーたれ)」「ぼけっと」「焦って?」「焦り勝ち?」「だらしない」
「ちょーはん」「ごっつぉ」「うんめ」など「朝飯」「ご馳走」「美味しい」など
「なじら」「ばかやんべら」「いかがですか」「調子がいいです」
「ばか」「がとに」「ふっとつ」「いっぺ」「なまら」「凄く」「沢山」「いっぱい」量や大きさ表現
「ろー」「さー」「がね」有り勝ちな語尾「だろう」「です」「だよ」
「おめさん」「おめぇ」「なー」:「わー」話しかける相手:自分

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